高山泌尿器科クリニック

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夜尿症について

夜尿症(おねしょ)のお話

猿回しのおサルさんはどれもかわいいパンツをはいていますね。その理由をご存じでしょうか。
もともとサルは樹上生活者で移動して暮らしています。巣穴を自分の排泄物で汚さないようにする必要がありません。ですから大であれ小であれ、便意を催したら我慢することができず出てしまいます。

社会生活を行うヒトはそれでは困ります。
生まれてしばらくは貯まると反射的に自然に出てしまう状態なのですが、成長とともに排泄をコントロール
できるようになります。

「おねしょ」は発育とともに減少し、5歳で約80%の幼児でみられなくなる生理現象です。
そして小学生になっても「おねしょ」が月に数回続く場合、治療が必要な夜尿症と呼んでいます。
夜尿症の原因として、(1)尿意を催しても目が覚めない、(2)膀胱がいっぱいになると勝手に収縮してしまう、 (3)寝ている間に腎臓で作られるおしっこの量が多い、主としてこの三要因が考えられています。また精神的ストレス、便秘が原因になることもあります。

治療ついてですが、まず生活指導を行います。つぎに最も関係していそうな要因に応じて薬物療法を行います。
最近は服用しやすいお薬も登場しました。
また「おねしょ」を感知してブザーで知らせるアラーム療法も有用です。
生活指導のポイントは、規則正しい生活を行うことと水分摂取の調節にあります。
家族は、起こさず、叱らず、人とくらべず、あせらない気持ちで接してあげてください。

あるデータによると夜尿症は小学校五年生の約5%に認められます。
経過観察した場合、自然治癒率は年間10~15%にとどまりますが、治療をすることで治癒率は1年で50%,3年で80%と高まります。また夜尿症は、尿路系の病気や神経系の異常で生ずることが知られています。
いちど泌尿器科でご相談されることをお勧めします。

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