「膀胱がん」~TUR-BT~

 

前回は内視鏡検査についてお話しました。

今回は内視鏡検査で『膀胱がん』が見つかった場合についてのお話です。

まず、膀胱腫瘍であることがわかった場合には、確定診断のために、治療を兼ねた

経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-BT)を行います。

 

Q1.どんな手術なの?

A.・内視鏡と切除ループを使って、腫瘍を切除します。

  ・尿道から内視鏡を挿入するため、おなかを切ることなく手術が可能です。

 

Q2.クリニックで手術できるの?

 A.手術は本院の高山病院で受けていただきますが、その後の診察や検査はクリニックでできます。

 

Q3.どれくらい入院するの?

 A.血尿の程度にもよりますが、だいたい1週間程の入院です。

 

Q4.手術したら、もう病院に行かなくていいの?

 A.1)腫瘍の進行度によっては追加で治療が必要になる場合があります。

  2)膀胱がんは再発が多い病気です。

そのため、最初のうちは3か月毎の膀胱鏡検査が必要です。

3)上皮内がんに対しては、膀胱に抗がん剤を注入する治療を行います。

 

★何か気になることや疑問点などありましたら、お気軽にご相談ください★

 

2022年10月13日