前回は内視鏡検査についてお話しました。
今回は内視鏡検査で『膀胱がん』が見つかった場合についてのお話です。
まず、膀胱腫瘍であることがわかった場合には、確定診断のために、治療を兼ねた
経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-BT)を行います。
Q1.どんな手術なの?
A.・内視鏡と切除ループを使って、腫瘍を切除します。
・尿道から内視鏡を挿入するため、おなかを切ることなく手術が可能です。
Q2.クリニックで手術できるの?
A.手術は本院の高山病院で受けていただきますが、その後の診察や検査はクリニックでできます。
Q3.どれくらい入院するの?
A.血尿の程度にもよりますが、だいたい1週間程の入院です。
Q4.手術したら、もう病院に行かなくていいの?
A.1)腫瘍の進行度によっては追加で治療が必要になる場合があります。
2)膀胱がんは再発が多い病気です。
そのため、最初のうちは3か月毎の膀胱鏡検査が必要です。
3)上皮内がんに対しては、膀胱に抗がん剤を注入する治療を行います。
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