コラム
尿路結石について

 

尿路結石について~腎臓結石・尿管結石・膀胱結石~

 

以前血尿の原因には、『膀胱炎』『結石』『腎炎』『膀胱癌』などがありますとお話しました。

前回は血尿の原因のひとつである膀胱腫瘍についてでしたが、今回は尿路結石についてです。

尿路結石とは、腎臓から尿道までに結石ができる疾患で、泌尿器外来では最も頻度の高い疾患のひとつです。

仙痛発作(突然生じる激しい痛み)と血尿が典型的な症状です。遺伝的にできやすい人もいますが、高血圧・糖尿病・高脂血症など生活習慣病がある方は尿路結石になりやすいと言われていますので、注意が必要です。

腎結石は無症状で経過することが多いですが、これが尿管に落ちることによって痛みが起きます。

小さい結石は溶かす薬と痛み止めで様子を見たりしますが、大きい結石は治療が必要です。

次回は結石の治療についてお話しします。

 

結石には色んな種類があります

2022年11月21日
「膀胱がん」~TUR-BT~

 

前回は内視鏡検査についてお話しました。

今回は内視鏡検査で『膀胱がん』が見つかった場合についてのお話です。

まず、膀胱腫瘍であることがわかった場合には、確定診断のために、治療を兼ねた

経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-BT)を行います。

 

Q1.どんな手術なの?

A.・内視鏡と切除ループを使って、腫瘍を切除します。

  ・尿道から内視鏡を挿入するため、おなかを切ることなく手術が可能です。

 

Q2.クリニックで手術できるの?

 A.手術は本院の高山病院で受けていただきますが、その後の診察や検査はクリニックでできます。

 

Q3.どれくらい入院するの?

 A.血尿の程度にもよりますが、だいたい1週間程の入院です。

 

Q4.手術したら、もう病院に行かなくていいの?

 A.1)腫瘍の進行度によっては追加で治療が必要になる場合があります。

  2)膀胱がんは再発が多い病気です。

そのため、最初のうちは3か月毎の膀胱鏡検査が必要です。

3)上皮内がんに対しては、膀胱に抗がん剤を注入する治療を行います。

 

★何か気になることや疑問点などありましたら、お気軽にご相談ください★

 

2022年10月13日
CS(内視鏡)について

前回は血尿のお話をしました。今回はクリニックで出来る【内視鏡】検査のお話です。

血尿の中でも痛みの無い無症候性肉眼的血尿は注意が必要です。

このような血尿の場合、膀胱の中を観察する内視鏡検査を行うことがあります。

内視鏡は軟らかい素材のファイバースコープですので、痛みも少なくなっています。

男性の場合、尿道にゼリーの麻酔をしてから内視鏡をいれます。膀胱腫瘍や結石の有無、炎症など粘膜の変化が分かります。

また、前立腺肥大などの尿道の状態も分かります。モニターに画像が出ますのでその場で見たり、あとで写真を見ることも出来ます。

 

 

次回からは、検査で見つかった病気や治療についてお話ししていきます。

2022年09月05日
血尿の話

 

こんにちは♪暑い日が続いていますが、いかがお過ごしですか?
今日は血尿についてお話します。

 

血尿には目で見て分かる血尿と、尿検査で初めて分かる尿潜血があります。
肉眼的血尿はうすいピンク色からコーヒーのような色までさまざまです。
原因は、『膀胱炎』『結石』「腎炎」『膀胱癌』などがあります。
膀胱炎は排尿時、結石は背中や側腹部の痛みを伴うことが多いです。
これに対して腎炎やがんの場合は血尿だけで、すぐ消えてしまうこともあります。血尿が出なくなったからと安心しないで、クリニックにご相談下さい。
検診で尿に血が混じっていると言われた方も、このような病気の可能性がありますので、ぜひご相談下さい。

 次回は血尿の原因を調べる【内視鏡】についてお話しします。

2022年08月05日