はじめまして、2016年4月より高山泌尿器科クリニック院長に就任した中島啓二です。私が医師になってから20年あまりが経過しました。その間の医療の進歩は目覚ましく、泌尿器科の中でもたくさんの新薬や新しい医療機器の開発がなされました。これからも新しい知識を取り入れつつ経験を生かした医療を提供したいと思います。
一方私の中で変化のない信条は、患者さんの話を傾聴するということです。私も自分が病院にかかって、言いたいことが言えないとういう経験もあります。話しやすい雰囲気を作ることに気を配り、安心して家に帰ることができるように努めます。
さて当クリニックは高山病院の分院であり、いざという時の入院診療が出来る態勢を整えています。手術が必要な場合は、高山病院の経験豊富な医師と私でチームを組んで診療に当たります。なお、木曜日は女性医師による女性泌尿器科外来を行っておりますので、失禁や性器脱でお困りの方がおられましたら、ぜひご相談ください。
高齢になると様々な疾患を合併するようになります。親身になって相談にのり、受診していただいた患者さんの健康維持のお役に立つようたゆまぬ努力を続けていきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

女性泌尿器科外来担当（木曜日）の中島のぶよです。
木曜日以外は高山病院及び関連のクリニックで勤務しています。
泌尿器科は長い間「男性の科」というイメージで認識されていたので、私が医師になった20年以上前には泌尿器科女性医師は非常に少なく、採用枠も狭き門となっていた時代もあったようです。最近は「過活動膀胱」や「腹圧性尿失禁」「骨盤臓器脱」など、女性に多い病気が注目されるとともに女性泌尿器科医も徐々に増えてきましたが、まだ人数としては不十分な状態です。
トイレの悩みは男性と平等に女性にも訪れます。でも病院に行くと男性にはちょっと恥ずかしくて相談しづらいという女性の方は多いのです。当クリニックは九州内でもまだ珍しい女性外来を行っています。スタッフもすべて女性ですので、安心してご来院ください。

土曜日外来担当の杉本昌顕です。
土曜日以外は、高山病院で勤務をしています。
私は、これまで九州大学泌尿器科の医局に所属しておりました関係で、様々な地域の病院で研鑽を積んで参りました。それらの病院での経験をいかして、今後は地域の皆様に適切な医療を提供することが私の役割と思っております。自分のモットーは、丁寧な説明を心がけて、また型にはめた医療ではなく、個々人に合ったオーダーメイド的な医療を行うことです。また、地域に密着したクリニックでもありますので、泌尿器科関連はもちろんの事、ちょっとした相談や他では聞けないような相談も気軽に声をかけられるような雰囲気作りも意識して参りたいと思っております。どうぞ宜しくお願い申し上げます。